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2008年 08月 17日

スパゲティ・アラ・プッタネスカ

こんばんは。

"Si vas para Chile"(もしチリへ行ったなら)という歌があります。チリの人で知らない人はまずいないでしょう。「もしチリへ行ったなら、お願いだから私の愛する人の家を訪ねておくれ」という詩で始まるその歌は、なんとも牧歌的な調子で歌い上げられます。

一方で、私が今暮らしているイキケはというと、同じチリにあっても、そんな牧歌的な調べとはほど遠い、鵜の目鷹の目の人々で満ちた、まさに生き馬の目を抜く様な町です。筆者の様な温室育ちのお坊ちゃん(?)は、うっかりしているとたちまち足下をすくわれ、気が付いたら丸裸にされていても不思議ではない、そんなところです。この町で仕事をすることは、ストレスだらけの毎日になるということであり、能動的に生活に対してなにかの工夫を施さないと心身ともにくたびれ果ててしまいそうになります。

そこで、ちょうど今から1ヶ月前のこと、ちょっとした気分転換のため、思い切って「国境の北」への遠出を決行しました。チリへ来て初の海外旅行です。「国境の北」と言ってしまうと旅情ゆたかですが、実際の行き先は、ここイキケから4時間ほど陸路にて北へ向かい、ペルーとの国境を越えた先にある、タクナという町です。この越境の大きな目的は、旨いものを食べること。タクナに到着し投宿を住ますと早速目当ての店に向かいました。

店の名はダヴィンチと言います。チリからの客も多い様です。ペルーの地方都市の店にしては本当に良くやっております。チリ側の国境の町、アリカではこうはいきません。もちろん、物価の安いペルー側にあるために、舌の肥えた一部のチリ人達に支持された結果だとも考えられるでしょう。

今回はサラダとスパゲティ・アラ・プッタネスカを注文。味は良いのですが、、、お皿の形、どうにかならんもんでしょうか。どうやら、南米の料理界は、四角の皿に盛り付けねば料理にあらず、という固定観念に囚われているようです。しかもです、ソースでジグザグ模様が描いてある変な料理が南米には多くなりました。

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CAFE DaVinci RESTAURANT PIZZERIA
Calle Arias Aragues 122 Tacna Peru
TEL:424594
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by mollendo | 2008-08-17 13:53
2008年 08月 17日

担々麺

こんにちは。

孤独グルメ(造語byモジェンドのページ管理人)にとって、中華は大敵です。やはり、中華は大勢でワイワイガヤガヤとテーブルを囲みながら楽しむものです。一人でいったところで、食べきれる量はたかが知れており、多くて2品がやっと、大抵は1品のみの注文となります。そして給仕には、「え?それだけなの?」といった嫌みな顔をされてしまいます。一人には慣れている筈の筆者なんですが、家族連れ、恋人同士に囲まれると、侘しさを感じることを禁じ得ません。そんな思いをしてまでも口に合うものを食べようとするのですから、なんとも卑しいですね。

考えてみたら、まだ若い筆者ですが、更に若かった頃は、日本以外の国で、食べ物に苦労するといったことは余りありませんでした。現地の食事で満足、あるいは、日本の食事が恋しくならない、といった理由よりも、そもそも「食べる」ということへの感心が今よりも希薄だった様に思います。

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さて、1ヶ月近く前のことになるのですが、ここイキケで長く続くいい加減な食事に辟易した筆者は、恐らく町で1番か2番の中華料理店へ、もちろん一人寂しく出向きました。上品な店なので、単独客でも気持ちよく接客してくれますが、メニューをざっと眺めると注文できる料理は限られてきそうです。そんななか、目に留まった料理が小龍包と担々麺。中南米の中華料理屋では目にかかることが難しい料理だと思います。思わず立ち上がってしまいそうでした。それほど、嬉しかったし、また、驚きました。

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どちらも南米の中華にしては良いできばえでです。ただ麺の方は、担々麺というよりも、ジャージャー麺そのもの。更にメニューを見ると、なんと「ネギ油麺」(料理名を覚えてません)もあるらしいので、次回挑戦してみるつもりです。店の名前は、"Sol Oriental"。東洋の太陽、という意味です。その割には、インターナショナルフードと銘打って、ペルー料理等も出されておりました。イキケのグルメ情報等不要だとは思いますが、出張にてこられる方、南米を縦断中の旅行者の方が立ち寄られることもあると思いますので、以下に連絡先を記しておきます。

RESTAURANTE SOL ORIENTAL
JUAN MARTINEZ 2030 - IQUIQUE
TEL:429252
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by mollendo | 2008-08-17 10:38
2008年 08月 11日

Paila Marina

こんにちは

チリにやってきてやがて3ヶ月が経ちます。もうそろそろ現地の食事に慣れても良さそうな頃なのですが、慣れるどころか、食事時になると以前にも増して憂鬱になってきます。

「あれ?チリに来たばかりの頃の記事に、『中華が旨い』と書いてなかった?』

と思われた方、申し訳ございません。それは筆者の大きな錯覚であったと遅ればせながら気が付きました。後に、某中華料理屋で担々麺にも出会いましたが(いずれ書きます)、再び食べたくなる味ではありませんでした。残念です。

しかし、チリにも、僅かですが旨いものはあります。そのひとつがパイラ・マリーナという魚貝のスープ。土鍋のなかでぐらぐらと煮立った状態で出てきます。具は、ハマグリ、カラス貝(ムール貝?)、タコ、その他大小の貝がゴロゴロ、そして、具で盛り上がったところにもられたウニ。スープのなかでゆで上がってしまわない様、フォークで丁寧にすくいながら味わいます。

味はシンプルこの上ないです。ペルーの魚貝スープの様に香辛料が投入されてない分、さっぱりとしており、非常に食べ易い。もちろん、そのまま食べても旨いのですが、現地ではレモン汁をしぼって食べるのが流儀の様です。

値段は3500ペソ、邦貨でおよそ700円。量は少なめです。

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by mollendo | 2008-08-11 08:05 | チリ料理