2012年 02月 29日
毎回いかにも不味そうな日本食もどきの紹介ばかりしてるのも余りに芸がありませんので、今回は少しリマの話でもしてみようかと思います。 今日のことです。ビザ更新手続のため日本の入国管理局にあたる移民局へ行ってきました。私は自動車を持ってません。ですから、時どきタクシーに乗ることもありますが、移動にはなるべくバスを使うようにしています。 ![]() リマでは今でも年代物のボンネットバスが現役で走ってます。近代的なビルの間をゆらゆらと縫って走るその姿はまるで幻影のようです。バス料金はだいたい日本でいうところの100円玉をひとつ払うような感じです。運賃はバスの中に必ず一人いる車掌によって徴収されます。混んだ車内でどれだけ隅の座席に隠れていようと目ざとく私を見付け出して運賃を徴収していきます。 ![]() バスの車内では運転手が自分の好みの音楽を大音量で鳴らしていたりします。大抵は、軽快で少し狂おしいリズムのサルサだったりするんですが、そんな気ままさも、私のバスが好きな理由の一つです。第一の理由は、もちろんタクシー代がもったいないからです。以前のバスは自分の好きな場所で乗降できましたが、最近では、良く分かりませんが一応「バス停」と指定されている場所でしか乗降が出来なくなってしまい、バスの使い勝手が悪くなり、その分気ままさが低減しました。 ![]() どこの国でも同じだと思いますが、役所の手続きほど疲れるものはありません。もちろんペルーも同様です。しかし悪いことに、ここペルーでは、マニュアル化している筈の手続きに、担当者の主観や個性が入り込むことが往々にしてあるものですから、一週間で済むはずの手続きが、すったもんだしたあげく一ヶ月かかってしまうことが良くあり、そういうことに腹を立てていたらペルーや他のラテン国家には住めないです。 ![]() 移民局の周辺にはコピー屋、旅行代理店等、手続きをする旅行者や移住者に必要な店が集結しています。そして、それら店舗の外では、ボールペンの束を握り締めパスポートケースを小脇に抱えたおばちゃんが客を争って走り回り、また、それら商品を地べたに並べたおっさんが出入口の周辺を陣取っています。いかにもたくましい姿ですが、こういう人達がいったいどうやってただでさえ物価の高いリマで生計を維持しているのか、私には不思議でなりません。この摩訶不思議さについては折に触れて書いてみたいと思います。 今回も「何を作って食べたか」と何の変りない「何処へ行ったか」を書いただけの、相変わらずどうでも良い話でした。 ■
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by mollendo
| 2012-02-29 07:28
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